コロナ禍における海外赴任と隔離生活その2 「出国前準備、出国当日、到着時の状況」
今回は、出国の前後で起こったことについて記録していきます。
注:
必要書類や手続き、規制等については、状況がコロコロと変わります。昨日発表されたのに、今日また変わっているとかあります。
最新の状況は、必ず在ベトナム日本大使館のWebサイトや、現地の赴任先企業等に確認して下さい。
出国前
(1) PCR検査
(4/7出国時点の情報)
ベトナムに入国の際は、出国の3~5日前に「発行」されたCovid-19陰性証明書が必要となります。
検査日ではなく、発行日です。なぜ発行日なのか疑問になりますが、在ベトナム日本大使館のwebサイトでもこのことにハッキリ言及しています。
私の場合は、4/7出国であったため、4/2~4/4に発行が必要でした。
また、結果は専用のフォーマット(大使館HPにあり)に英語で記載してもらう必要があります。
検体採取から結果判明まで1~2日間(病院によって異なります)必要、かつ再検査のリスクもあったので、4/1に検査を受診し、4/3に発行された証明書を受領しました。
(2) 出国24時間以内の健康状態の申告
専用のオンラインフォームにて、出国24時間以内の健康状態の申告する必要があります。その際に上記のPCR検査の結果もアップロードします。
申告完了後、QRコードが表示され、入国の際に提示しますのでスクリーンショット等撮っておきます。
フライトの座席番号も入力が必要ですが、後で修正も可能です。
(3) 必要書類の印刷
具体的な必要書類については在ベトナム日本大使館等で確認下さい。(ベトナム側受け入れ企業が準備するもの)
入国の際に、これらの資料の提示が求められますので印刷しておきます。
入国カウンターで、詳細は不明ですがトラブルになっている方がチラホラと居ました。
出国当日
(1) 空港の状況
現在ベトナム行きのJAL/ANA便は、成田空港からの臨時便のみです。
(アシアナ等は定期便が出ている?ようですが、韓国経由です。予約が取れるかどうかもわかりません)
当日の成田空港は、信じられないくらいガラガラでした。店もほとんど閉まっています。必要なものは空港に来る前に購入しておきます。
(2) 出国審査等
私は出発2時間前に到着しましたが、手続きはものの10分程度で完了しましたので、かなり時間を持て余しました。(到着時間は、交通機関の遅れ等のリスクも考え、自己責任にて)
出国手続きは普段とほぼ変わりません。陰性証明書だけ提示を求められました。
(3) 機内の状況
食事の時以外はマスクを着用する以外特に変わりません。
食事も普段通り提供してくれました。
到着後
(1) 到着後の手続き
1.健康状態の申告
事前申告で表示されたQRコードを読み取るだけ
2.ビザと隔離証明?の提示
事前にビザを取っている場合と、現地で取る場合で列が分かれます。
私が到着したときは、半分くらいの人が現地でビザを取っているようでした。
また、事前に印刷した必要書類の一部はここで提示し、スタンプをもらいます。
恐らく隔離証明書?(ベトナム語なので読めません)
3.入国審査
国別に集合させられ、全員揃ってから入国審査を受けます。
日本人の方が案内していますので、従います。
ここでは、パスポートと、上記2.でスタンプを貰った書類を提示します。
パスポートはここで回収されます。隔離完了まで返してもらえません。
4.税関申告
海外引越荷物を送っていない方は不要ですが、送っている方は必須。
荷物受け取りゾーンの中央奥にカウンターがあり、用紙に記入して申告します。
私の場合は航空便だけなので1通。詳細は引っ越し会社に要確認。
5.ホテルへの移動
荷物を受け取った後、各隔離ホテルのスタッフが迎えに来るまで待機します。
名前を呼ばれますので、その人についていきます。車に乗る前に紙ツナギを着用。(私は持参しましたが、ホテルによっては持ってきてくれている様子もありました。ホテルによって違うみたいなので要確認)
車は、運転席と後部座席でアクリル板が設置され完全に隔離されていました。喋っていてもとくに何もいわれませんでした。(窓は全開)
ホテルまで30分くらいかかりました。暑い・・
6.ホテル到着後
ホテル到着後、荷物と紙ツナギを着た自分自身に、消毒液をぶっ掛けられます。
(においから、たぶん次亜塩素酸ナトリウム)さすがに顔はかけられませんが。。。
ここで紙ツナギは廃棄し部屋へ案内されます。外の非常階段から。
また、荷物は全部置いたままにするように言われました。貴重品は自分で持つのが無難です。荷物は後で部屋まで持ってきてくれます。
7.隔離開始
部屋に到着したら隔離開始。特に口頭説明はありませんが、部屋の中に印刷された注意書きがありました。
要は、部屋からは出ちゃダメ、従わないとごはん抜き。
この時到着したのは、現地時間の深夜2時ごろでしたが、夜食の配給がありました。(味のついたおかゆ。美味しい)ありがたい。
以上長くなってしまいましたが、事前準備から隔離開始までの流れを書いていきました。
次回は、部屋での生活状況について書いていきたいと思います。